北京五輪でもいろんなドラマが生まれました。中でも他国と明らかに力の差があり、勝てる確信のあった競技は女子パシュートでした。
それほど、女子パシュートチームのメンバーの高木菜那さん、高木美帆さん、佐藤綾乃さんの一体感は素晴らしいものでした。どれだけ、練習すれば、こんなきれいな隊列ですべれるんでしょうか。
どんなスポーツも上位選手の競技姿勢はきれいだし、一糸乱れないものですよね。
シンクロナイズドスイミングにも共通するようにまさに選手みんながシンクロしています。スポーツ競技はきびしいものです。
日頃、起こりえない転倒でもチャンスは一度限り、どれだけ長く苦しい練習をしていてもやり直しはできません。
身近な競技者の人達のこれまでの思いが溢れるのは当然だし、妹の高木美帆さんの『まだ気持ちの整理をする時間が必要』というコメントも泣けました。
メンバーの佐藤綾乃さんも言っていましたが銀メダルが悔しいといえるほど、今回の女子パシュートチームの仕上がりが良かったです。ここまでチームを高めてきたことはチームのメンバ-や支えてくれた方々の一生の財産です。
今回のアクシデントがあり、自分の周りにいる方の存在を大きく思えたのではないでしょうか。全力で今まで頑張ってきた方の笑顔は大変好感が持てます。
北京五輪で輝いていた皆様、大きな感動をありがとうございました。
女子パシュートメンバー 楽しくなります!