ハッピーエンド和佳（のどか）（奈緒さん）のお魚ボックスにかける情熱はまるで自分の会社を立て直そうとするような勢いです。新しい提案や新しい取り組みも古く歴史のある業界ほど抵抗は強烈でしょう。この物語も実話に基づいているので奈緒さん演じる女性のパワー・実行力は飛びぬけています。永沢一希（ながさわかづき）（鈴木伸之さん）との会話で和佳（奈緒さん）が過去に長いものの巻かれていた、ここでおれたらそんな人間になるなと言えなくなると言います。だれよりも子供に胸を張れるようにしたいですね。
漁協組合長（梅沢富美男さん）の真っ向からの反対もいとわず前へ進もうとする和佳（奈緒さん）の意志の強さは素晴らしいです。和佳（奈緒さん）の情熱にすこしづつ応援者も現れます。ファーストサマーウイカも魚を提供してくれます。お魚ボックスの販売は消費者、漁協、漁師のみんなにとっても喜ばしい『三方よし』の販売方法です。変わった方がよくても変わることを拒む自己保身者はいつでも強力です。しかし、和佳（奈緒さん）は農林水産業の事業認定第1号認定者として認められます。国の大きな認定を受け改めて、漁協組合長（梅沢富美男さん）にお魚ボックスの取り扱いで、低価格の扱いの魚の流通も大きな収益となると画期的な提案をして説得してしまいます。
片岡（堤真一さん）と和佳（奈緒さん）の新しい船出となりますか。
和佳『奈緒さん』
