レイとブーはオーストラリアで出会いました。レイが日本へ帰るまでの間と決め、期限付きで付き合う二人。刻々と日本へ帰る日が迫ってきます。お互いが自分にはかけがえのない存在になっています。お互いの感情に期限などの意味があるはずがありません。

ブーは最後にレイを友達が書いた『絵画-エスキース』という形で思い出を、レイを残そうとします。

レイがモデルになっているときにお互いの感情がついにあふれ出します。『始まれば終わる。こわがりな私たちがお互いについていた嘘と自分への嘘は同じ』レイが急に立ち上がり、椅子が倒れる激しい音。お互いへの思いの強さが強く引き寄せあう瞬間です。

最後の章ですべてはつながります。1枚の『絵画-エスキース』からそれぞれの運命が動き出していました。4章のブーのセリフがすべてを包み込みました。人生を共に歩んできた二人。別々の道を歩もうとしたレイ。ブーのもとでレイが語ります。『私は自信もなく見栄っ張りで、若くもなく、それなのにいつまでも未熟で』ブーが微笑みながら『奇遇だね。僕もまったくいっしょだ

胸が熱くなりました。かっこいいです。

aoyama-esuki-su

投稿者について

石川県出身の50才代男性です。趣味は将棋、音楽鑑賞、韓流ドラマです。女性シンガーではmiletさん、uruさんが最近のお気に入りです。女優さんでは綾瀬はるかさん、波瑠さん、吉高由里子さん、今田美桜さん、ソン・イェジンさん、ハン・ジミンさんのファンです。定期的に大好きなコンサートにも参加しています。最近はファイナンシャルプランナー、産業心理カウンセラーの資格を取得しました。これからは国内旅行できれいな写真もたくさん撮りたいですね。今回始めたブログは初挑戦ですが楽しく続けたいです。

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