エッセイスト・国際ジャーナリストのパリジェンヌ　ドラ・トーザンさんが書いた『パリジェンヌはいくつになっても人生を楽しむ』を読みました。

どんなに順調に生きているように見える人も悪いことも必ずある。それでも自分の人生のすべての時代を楽しみたい。そのためには常にポジティブさを忘れないこと。もう一つ大事なのは気分がどんなに落ちているときも信念はキープすること。とありました。ドラ・トーザンさんはとてもしなやかな強さをもっている方なのでしょう。若いころの自分は可能性を自分から無くしたり、良くなる方向から逃げたりなどつまらないことで自分を縛ってしまうこともありました。どんな状況でも気持ちを前向きに行動しないと幸福感を得ることが難しくなります。島国の日本の方は海外の方や自分と全く違う考え方の方などのことを知る機会がもっと増えればよいですね。

孤独と上手に付き合うことはとても大事なこと。そのためにはまずは自分を好きにならないといけない。とありました。自分を大切にしたいのはみんな同じです。損得にかたよる言動ではなかなか自分を好きになれないです。気持ちよく誰とでもオープンにはつきあえません。うしろめたさのようなものがあるからです。お互いの誠実な気持ちがふれあうことで幸せな気持ちが増します。心を自由に楽しむためにはまずは自分にうそがないようにしたいものです。